2022.04.29
# 不動産

32歳子持ち主婦の生活を「崩壊」させた、賃貸マンション「1階の部屋」の問題点

生活サイクルが滅茶苦茶に…

“Not In My Back Yard=我が家の裏にはごめん”――この頭文字をとった「NIMBY(ニンビー)」という言葉をご存じだろうか? たとえばごみ焼却場や葬儀場、原子力発電所など、必要な施設であることは理解できても自分の住む場所の近くに設けられるのは避けたい――「NIMBY」とは、こういった心理を揶揄した言葉であり、だれしも共感できる部分がすくなからずあるだろう。

先のようなよく取り上げられる「迷惑施設」のほか、見方によっては公園や学校、病院まで対象に含まれてしまうこともあり、現に数年前には、都心の高級住宅地で「児童相談所建設反対」の声があがったというニュースが話題を集めた。なにを“迷惑”と思うかは人それぞれなのだから、その施設を嫌悪する人を非難することも難しい。

本記事では、そんな「NIMBY」が近い場所に住んでしまった人の残念なエピソードを紹介しよう。

「素敵な小道」だと思っていた

鈴村光希さん(32歳・女性)は、2歳年上のご主人と生後8ヶ月の長女との3人暮らしだ。ご主人の転勤にともない、大阪から東京に転居したばかりである。東京での新居は、新宿駅に直結した私鉄沿線のギリギリ23区内。駅から近いわりに住環境は閑静で、「子育てしやすそう」と気に入って選んだ物件だ。

Photo by iStock(画像はイメージです)
 

「不動産屋さんから紹介されたのは、1階の南東向きの部屋でした。“1階の部屋はセキュリティ的に嫌だ”という人もいると思いますが、わたしも主人もその点はさほど気にしていなくて。

むしろ1階ならではのメリットだと思いますが、部屋のすぐ外にツツジが植えられた小道があって、それがとても素敵だったんです。うちの子はまだ1歳にもなりませんが、歩けるようになったら、家の前のその道を親子で散歩できたらいいなと思って。それが決め手のひとつだったかもしれません。とにかく、第一印象がよかったんですよね」

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