2022.04.27
# ライフ

葬儀を終えたら雲隠れ! 悪徳葬儀社の「ヒドすぎるやり口」と76歳未亡人の「その後」

60日ほど前にご主人を亡くされたばかりの76歳の池野さま(仮名=以下同)は、葬儀のことでいくつもの困りごとを抱えたまま、葬祭コーディネーターの私に連絡をしてきました。

前編記事〈「120万円の葬儀」で76歳未亡人が見たあまりにも「残念な光景」、そして葬儀社は雲隠れ…〉でお伝えしたとおり、彼女が無責任な葬儀社に依頼してしまったばかりに、いい加減な葬儀をされたばかりか、いまだに納骨ができずに困っているのです。

早速、その解決策について記していきましょう。皆さまにとって参考になれば幸いです。

電話口ですべてを決めないこと

それでは、池野さまが今困っていることを整理しましょう。それは大きく以下の4つに分けられます。

(1) 無責任な葬儀社の行方

(2) 自宅に置かれた仮祭壇の処分方法

(3) 決まった神社やお寺がなく、相談できる宮司や住職がいない

(4) お骨を納める場所を探している。50日祭をしてほしいが、どこがしてくれるのか

困りごと(1)の葬儀後連絡が取れなくなった「無責任な葬儀社の行方」については、捜索は人の手を借りるしかないと感じ、今は葬儀自体にトラブルがなければ「先送り」にする。もしくは「突き止める」のかを話し合いました。

池野さまは探すとなると費用もかかるし、自分の時間も命も削がれるということでやめることにしました。

Photo by iStock
 

こうならないためにも忘れないでほしい大事なこと。池野さまのように密室ともいえる電話口で、さらには誰も助け舟を出せないひとりの状態で、大事なことを決めないことです。先方の好き勝手にされないよう、主導権は遺族側が握りましょう。

また、金額の決め方ですが、「150万円」と先に口にしてしまったのも相手が望んだようになったといえます。池野さまが、150万円未満までは出せるといったヒントを相手に与えてしまっています。

相手には余裕が生まれ、30万円をおまけするといいましたが、実際は120万円でも高すぎる葬儀になっています。

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