2022.04.26

ここへきて「東京を脱出する人」が増加中…浮き彫りになり始めた「東京の暮らしづらさ」

東京から人が出ていく

東京から地方に、住まいを変える人が増えそうです。

今まで東京は、多くの人が流れ込み、人口が増え続ける「一極集中」の状況が続いていました。

ところが、ここにきてこうした状況が変わりつつあります。

総務省の2021年の人口移動報告によれば、これまでは一貫して転出者よりも転入者が多かった東京23区が、はじめて転出者の数が転入者を1万4828人も上まわる「転出超過」という状況になりました。これは、比較可能な2014年以降ではじめての出来事です。

〔PHOTO〕iStock
 

この「転出超過」には、新型コロナの特殊要因がありました。

外国人が日本にやってこなくなっただけでなく、多くの外国人が本国などに引き上げていったのです。

2021年1月時点で東京都内に暮らす外国人の人数は57万7329人でしたが、新型コロナの第5波が猛威をふるった8月には2万4424人も減っています。

日本は長らく、移民は受け入れないというスタンスをとってきました。けれど、これは単なる建前で、安倍政権下では、すでに世界第4位の移民大国となっています。特に東京への移民は毎年増え続け、2020年の外国人の比率を見ると、豊島区が8・5%、新宿区が7・8%、荒川区が7・7%をはじめとして、多くの外国人労働者が、人口のかなりの部分を占めているのです。

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