男性を苦しめる「男らしさ」の呪縛…調査でわかった、暴力とメンタルヘルスの意外なつながり

無意識に使ってしまう「男なら」「男なんだから」それがもたらす驚きの調査を『世界で学ばれている性教育』著者で、長男長女2児を育てる母でもあるライターの上村彰子氏がわかりやすく解説。

無意識の偏見…炎上の原因だけでなく精神的な影響も

ふと無意識に「男の子なんだから泣かない!」とか「女の子だから手伝って」と言ってしまうことはありませんか?

ユネスコが提唱する「国際セクシュアリティ教育ガイダンス」では、ジェンダーなどの問題も、性教育の大事な課題としています。

アンコンシャス・バイアス(無意識バイアス、無意識の偏見)が最近問題になっています。

日常の無意識な偏見や、無意識な思考のかたよりを言う言葉です。

意図的ではないこの考えのかたよりが、社会の中で「炎上案件」になったり、社会問題になったりする例がとても増えてきました。

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「ユネスコ国際セクシュアリティ教育ガイダンス」では、子どものこころの成長にも大きな影響を与えるジェンダー・バイアスなどのアンコンシャス・バイアスを家庭でも意識して、次世代に残さないことを大事な課題にしています。

じつは、このアンコンシャス・バイアスは、炎上などの外的要因だけでなく、バイアスをもった当人の心にも大きな影響を与えることがわかってきました。

グーグルは、世界2万人以上の社員にアンコンシャス・バイアストレーニングを実施していいます。

「いろんなひとがいる」「いろんな考えがある」と認めるのが、生きるのをかなーり楽にします。「世界標準の性教育」のドアをちょっとのぞいてみませんか?
(この記事は『世界で学ばれている性教育』から抜粋しています)

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