2022.04.22

「ママ友」「家族」「親の会」よりも「顔の知らない友達」…自殺寸前だった「カサンドラな妻」を救った人物

脱カサンドラに「有効だったこと」

「カサンドラ症候群」とは、アスペルガー症候群の配偶者が、夫婦生活において情緒的な交流が果たされないことで精神的なダメージが蓄積され、その影響が精神的・身体的に及んで現れる症状を指す。主なものとして、うつ、パニック障害、睡眠障害、激しい自己否定、自己評価の低下などがある。

夫の異常な無関心、発達障害のお子さんの育児、実家の両親からの「そんな男を選んだのはアンタだ」「娘が発達障害になったのはおまえのせいだ」という言葉においつめられた綾子さんは、お子さんと心中することまで考えるようになる。その地獄のような日々は前編『“出産時にひとりで旅行”、“過呼吸になっても放置”…「アスペルガーな夫」の異常な無関心』で紹介した通りだ。

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しかし「自殺は出来ても、娘に手をかけることはできない」と思った綾子さんは、カサンドラを抜け出していく。脱カサンドラのために「有効だったこと」を挙げてもらった。

(1)相談相手は、専門家に限定する

「カサンドラな妻は、夫の精神的ネグレクトや、親族など近しい人からも共感を寄せられないことで、精神的な飢餓状態に陥っています。こうなると、誰かに共感してほしくて、知り合い程度のママ友にも自分の話をしてしまいがちですが、これが却ってカサンドラを悪化させることになったので、注意が必要だと思います」(綾子さん)

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