2022.04.23
# ライフ

「夫はいつも、私たちから逃げている」2人の子を持つ44歳妻の「冷めきった気持ち」

子どもたちが巣立ったら…

先月、〈離婚は3月が最も多い…「娘の小学校入学」にあわせて妻が夫に内緒で進めた「極秘計画」〉という記事を寄稿した。3月は離婚届の提出が最も多い別れの季節だが、4月はさしずめ新たな出会いが期待できる季節と言っていい。

もっとも、新たな出会いが恋愛関係に発展し、やがて夫婦になったとしても、円満な関係が続くとは限らない。

昨年、明治安田生命が「いい夫婦の日」に関するアンケート調査をおこなった。それによると、円満でない夫婦関係を改善したいと思っている夫が約半数(49.3%)なのに対して、妻は4人に1人(26.4%)と、夫婦間でギャップがあることがわかった。

明治安田生命 ニュースリリースより

つまり、妻は7割以上が「改善したいと思っていない」わけだ。

夫婦のすれ違いはどのようにして生まれるのか。2人の妻のエピソードをもとに見ていこう。

こうして愛情も信頼も失われる

夫婦関係が「決して円満とは言えません」と言うエイコさん(44歳・仮名=以下同)。結婚して15年たつ夫との間に13歳の長男と12歳の次男がいる。2歳年上の夫とすれ違いを感じるようになったのは妊娠中だった。

「つわりがひどくて苦しんでいたとき、夫は『うちのおふくろが言ってたよ、妊娠は病気じゃないって。動いたほうがいいみたいだよ』と。これにはカチンときましたね。

Photo by iStock
 

私の母もつわりがひどかったらしく、『何を食べても食べなくても、とにかく気持ちが悪いんだから休んでいるしかないのよ』と言ってた。夫にそう言ったら『遺伝なのかあ』って。遺伝は関係ないと思うけど、つまりは個人差が大きいと言いたかったのに理解してくれない」

夫は自分の母親の言うことを鵜呑みにしているから、「せめてオレのメシくらい作ってくれない?」と言い出す始末。そこには食べ物の匂いを嗅ぐだけで気分が悪くなる妻への思いやりが皆無だった。しかも、エイコさん夫婦は共働きなのだ。こういうことが積み重なって、妻は夫への愛情はもちろん信頼もなくしていく。

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