2022.04.18

「白衛兵」が暴力的制圧、餓死する人も出て…中国で阿鼻叫喚「上海ロックダウン」の恐ろしい現実

上海ロックダウン「暴力的に制圧」の実態

中国でもっとも発展した国際商業都市とみられていた上海がいきなり、3月28日からロックダウンに入った。

当初は全市を東西二分割にわけて4日ずつ完全封鎖し、その間、全市民にPCR検査を実施し、社会から感染者を確実になくすという方式であった。が、ロックダウン解除予定日の4月5日になっても、感染者数は増え続け、延長が決定。新規感染者は9日、2万398人の最多を更新した。

街から人が消えた photo/gettyimages
 

この感染者のほとんどが無症状であるのに、徹底して暴力的な「ゼロコロナ政策」が実施された。この原稿が掲載されているころには大部分の地域の封鎖が解除されていることを願うが、市民の心と中国経済に残した爪痕は深い。

封鎖中、市民は自宅あるいは隔離キャンプ内、あるいは医療施設で禁足を命じられた。この禁を破った市民は、白い防護服を来た当局者に暴力的に制圧された。

その暴行の様子が、かつての文化大革命時代の紅衛兵のリンチに似ていることから、「白衛兵」というワードがネットに登場したほどだ。またボランティアを名乗る共産党員管理者たちは赤いベストを着ており、これも横暴で横柄に家から出ようとする市民を制圧したので「赤べスト」も恐怖の対象になった。

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