2022.04.12
# 資格

「出世を諦めたおじさん」でも年収アップを狙える「資格試験」の正しい勉強法

働きながらでも合格できる

40過ぎたおじさんが今から資格の勉強をしても「無理!」と考える人は多いであろう。私自身がそうだった。社会保険労務士試験の勉強をしている間、「合格するわけがない。時間とお金の無駄」「投資の勉強でもしたほうがいいのではないか?」という言葉を家族や知人からかけられた。

実際、私は合格するまで4回も受験するなど順調ではなかった。振り返ってみると中年になって記憶力が衰えていただけでなく、誤った勉強法をしていたのも要因だった。

働きながら司法試験や税理士試験などの超難関の資格試験に合格するのは、現実的ではない。しかし宅建から社会保険労務士までの準難関から難関と言われる資格試験に関しては、勉強時間の確保と正しい勉強法さえ行えば、働きながらでも短期間でも合格できるはずだ。

ただ意外とこのレベルの試験、勉強法に関する情報が少ないように思われるため、今回、私自身の体験談を中心に紹介しよう。著書『おじさんは、地味な資格で稼いでく。』とあわせてご一読いただけたら幸いである。

正しい方法で必要な時間数をクリアする

教養を身につけるための勉強と試験突破を目的とする勉強では方法が異なる。さらに同じ試験でも私が受験した社会保険労務士の問題は、大学入試と比べて次の違いがあった。

1.暗記が重要
2.ひっかけ問題が多い
3.過去問からの問題が多い

これらは社会保険労務士試験に限らず、他の資格試験にも当てはまるのではなかろうか。思考力を試すよりかは、覚えているがどうかが重要。ただしテキストを丸暗記しただけでは不十分である。ひっかけ問題に対応できる力を養わなければならない。

ひっかけ問題とは、文章の正誤を問うものであるが、“未満と以下”、“等”のあるなしなどの紛らわしい言葉を入れておき判断を迷わせる。また「~しないわけではない」といった2重否定の文末になっているため、最後まで読まないと間違えてしまう。試験会場の緊張した雰囲気の中で冷静に対処するためには、十分な問題演習を積まなければならない。

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暗記と問題演習を積むためには時間がかかる。したがって宅建なら400時間といったように必要な勉強時間にクリアするのが第一条件だ。必要時間に達していない場合、難関大学を卒業した人や地頭が良い人でも合格できる可能性は低くなる。

ただし量さえこなせば合格できるかというと、そうでもない。正しい方法でやらなければ、かえって合格が遠のいてしまう。

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