2022.04.27

38歳専業主婦の「ヤバい攻撃」に別居したサラリーマンを襲った「まさかの悲劇」

「最悪の事態」に備えることが大切だ

誰しも、「最悪の場合」に備える時代へ

新型コロナウイルスの猛威が、再び復活してきました。コロナ感染拡大が小康化してようやく「日常」を取り戻したと思ったのも束の間、今度は第7波の恐怖がやってきて、また「非日常」に逆戻りするあのデジャブに苛まれる日々がやってきました。

常に命の危険にさらされる続ける日々は、精神的にも肉体的にもつらいものがあります。昨年来、自宅療養中の現役世代(20~50代)が亡くなったという報道が相次いだときには、筆者も震撼しました。平時であれば若い現役世代が「万が一」への意識が薄いのは仕方がありませんが、こういう時代だからこそみなが「最悪の場合」について考えておくことが大切になってきていると痛感しています。

いつ何が起きてもおかしくない時代へ photo/iStock
 

そこで、今回はまだ42歳なのに遺言を作成した啓介さん(42歳、仮名)のケースを紹介しましょう。一般的には人生を折り返していない啓介さんですが、なぜ最後の言葉を残そうとしたのでしょうか――。

<登場人物(相談時点。名前はすべて仮名)>
夫:辻井啓介(42歳。会社員。年収700万円)☆今回の相談者
妻:辻井麻衣(38歳。専業主婦)
長女:辻井美衣(6歳。小学生)
長男:辻井聡介(4歳。幼稚園生)
夫の母:辻井明子(66歳。年金生活)

「頭のなかが真っ白になりました…血液のがんだなんて」

啓介さんの第一声は消えそうなか細い言葉でした。昨年4月、勤務先の健康診断に引っかかり、精密検査を受けたところ、こう診断されたのです。「びまん性大細胞型B細胞リンパ腫」。元フジテレビの笠井信輔アナウンサーと同じ病名だと補足すればイメージしやすいでしょう。

42年の人生で大病を患ったことがない啓介さんにとって青天の霹靂でした。

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