2021年4月にバービーさんと結婚したつーたんさん。芸能人と一般の会社員がどのように出会い、距離を縮めて結婚するに至ったのかを率直に伝えていただく連載「僕の妻は”女”芸人」。
前回は一度「もう会わない」と言われ、それによってバービーさん(つーたんさんからのバービーさんへの呼称は「かーたん」)に惹かれていることを改めて確信した時のことをお伝えしました。その後勇気を出してもう一度誘い、再び会うようになったふたり。「一緒に飲んだり話したりするのが楽しい仲間」から一歩距離を縮めるにはどうしたらいいのでしょうか。

連載第3回は距離を縮めるきっかけとなった、バービーさんの自宅での「ホムパ合コン」の中身をお伝えします。

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「うちでホムパ合コンしない?」」

クリスマスデートからも、彼女との他愛もないLINEのやりとりは続いていたが、お互いに変わらぬ日常を過ごしていた。

僕はスーツに身を包み、いつもの満員電車に揺られながら職場へ向かいパソコンと対峙する。家に帰りテレビをつけると、彼女が“女”芸人として、きらびやかな衣装に身を包み、知らぬ間に体重が公開されてしまうというドッキリを仕掛けられていた。

「かーたんは、芸能人なんだよなぁ」

そんな当たり前のことを考えていると、彼女からLINEが届く。

「明日、うちでホムパ合コンしない? 私とつーたんがオブザーバーで!」

本能に従って生きる彼女らしくなんとも急ではあるが、ホムパ合コンという贅沢かつイノベーティブな単語に心が踊った。

どうやら彼女自身が出会いを求めている訳ではなく、事務所の後輩芸人や、合コン仲間らとの忘年会も兼ねて盛り上がりたい、あわよくばその中で良い出会いにつながれば嬉しい! とのことだった。一安心だ。

彼女から出された人選条件は、たった1つ。盗聴器を仕掛けない人。リスクを孕んでいても自宅で合コンをしたいという彼女の熱意に驚いた。

テクノロジーに明るくなさそうな僕の友人たちに声をかけてみると、年末なのに意外にもスケジュールが空いており、あっという間に男性陣が揃う。

差し迫った日程に加えて、フランクに参加できる催しではないにもかかわらず不思議とトントン拍子で事が進んでいく。運命的な何かが起こる。そんな気がした。

写真提供/つーたん