身体の衰えや介護、そんな「老い」の不安をすーっと消す方法があった!

この「怖いおとぎ話」を読むとわかる…
平良 アイリーン プロフィール

空腹な妖精と意地悪な夫婦

最近、あるおとぎ話のことを思い出しました。

一人のお腹がすいていた妖精がある夫婦のもとを訪れて、食べ物を恵んでほしいと頼みました。意地悪な夫婦は見ず知らずの妖精に腐りかけているパンの食べ残しを与えました。

そのお礼として、妖精はその夫婦に、今晩の深夜0時になる時に彼らがしていることを生涯死ぬまで絶えず続けることができるように、魔法をかけてあげました。

夫婦は驚きながらも、興奮した様子で何をすべきか真剣に考えました。夫は、家のありったけのお金を集めて、それを数えていようと提案しました。しかし、妻は食べ物に困らないように家中の食材を調理しようと言って聞きませんでした。

二人とも自分の意見がもっとも素晴らしいものであると主張するあまり、喧嘩が始まってしまいました。

喧嘩に熱中して時間を忘れた二人は、深夜0時を迎えたその時も、喧嘩をしていました。残りの人生で、二人は来る日もくる日も喧嘩をし続けていましたとさ……。おしまい。

 

『人生100年時代』を恐れていた友人、それを見ていろいろな思考に囚われていたわたしは、まるでこの夫婦と同じことを人生でしているのだと気づきました。毎日毎日、いくつもの深夜0時を迎えながらも、いつも同じことを繰り返している。未来に対して抱く不安、罪悪感、期待と、過去に持っている後悔や許しきれない怒りの数々を思いながら、今しかないこの一瞬を迎えて続けているのです。

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