2022.04.11
# 不倫

既婚男性との「略奪婚」に成功した女性のその後…待ち受けていた「ヤバすぎる現実」

早く一本立ちしたかった

さまざまな家族のありかたを見ていくことで、幸せとは、不幸とは何かについて考えるこの連載。今回は「愛人業」を長年続けてきたヨウコさん(53)に話を聞いた。

妻子ある男性と愛人契約を結び、月々渡されるお小遣いだけで生計を立てているヨウコさん。どんな生い立ちを経て、愛人を生業とするに至ったのだろうか。

「子ども時代は、自分の存在に引け目を感じていました。自分のことが好きじゃなくて、自信もありませんでした。

それなりに恋愛はしたけれど、相手の求める条件を満たしていないと愛されないんじゃないかという恐れがいつもありました。いつかは結婚したいと思っていたけれど、誰かと結婚している自分の姿を思い描くことはできませんでした」

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両親からは言葉遣い、立ち居振る舞い、着るもの、食べるものなどを厳しくしつけられた一方で、物質的には不自由なく育ったというヨウコさん。幼少時代は毎日もらう100円のお小遣いで駄菓子を買い友達に分けていた。

「今思えば甘やかされて育ったし、家族は大好きでした。なのに自分だけは好きになれず、実家にこのまま居続けれは自信も持てない気がしていたので、早く一本立ちしたいと思っていました」

そんなヨウコさんに一度目の転機が訪れたのは20歳のときだった。短大を卒業してすぐに水商売を始めたのだ。水商売への世間の風当たりがまだまだ強かった時代に、そのことを知った両親は激怒し、家族間でのいざこざが絶えなくなったという。

最終的には実家を出ざるを得なくなったというが、実家を出たいという幼少期からの願いは思わぬ状況下で叶ったとも言える。

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