2022.04.09
# ビジネス

ズバ抜けて結果を出す人だけが知っている「集中力のムダ遣い」をやめるコツ

「何もしない」をしてみよう
仕事も、勉強も、スポーツも、結果を分けるのは「集中力の差」である……。そう述べるのは、心理カウンセラーで、著書『感情に振り回されないための34の「やめる」』がある片田智也氏だ。では、どうすれば気が散ったりすることなく、集中力を発揮できるのだろうか? 「集中力のムダ遣い」をやめて、自分のパフォーマンスに完全集中するコツを、片田氏が伝授する。

「集中力のムダ遣い」をやめる

他人の言動や行動、結果、感情など、コントロールできないものを操作しようとしないこと。それによって得られる恩恵は、大きく三つあります。

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一つ目は、「ものごと」に振り回されなくなることです。

同僚の言葉、上司の評価、面接の結果、試合に勝てるかどうか。

気にしてもしなくても、何かが変わるわけではありません。それがわかれば、起きるできごとによって、いちいち感情を乱されることもなくなります。

二つ目は、自分の手で不安やイライラを増やさなくなることです。

自分の感情とはいえ、いずれもコントロールの権外。「操作できない」と割り切ってしまえば、よけいなネガティブ感情を自家発電することもなくなります。

以上、二つの恩恵だけでも心の負担はグンと軽くなるはず。ですが、最大最強の恩恵は三つ目。「自分のパフォーマンスに完全集中できること」です。

たいていの人は他人や結果、自分の感情を「どうにかしよう」と、勝てない戦いでエネルギーを消耗しています。それをすべて「意味あるもの」に費やせるのです。

仕事でもスポーツでも、結果に大きな差がつくのも当然のことでしょう。

たとえば、テニスの試合をイメージしてください。

気になることはいくらでもあります。

 

「対戦相手の調子はどうかな?」「観客はどっちを応援している?」「コーチの声、うるさいな~」「いけない、ボールを見なきゃ」「負けたらどうしよう」。

さて、このうち自分でコントロールできるものはどれでしょうか。

「ボールを見ること」だけですね。要するに、どうにもならないこと(権外)に意識を奪われて、どうにかできること(権内)に集中できていないのです。

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