2022.03.31
# ライフ

離婚は3月が最も多い…「娘の小学校入学」にあわせて妻が夫に内緒で進めた「極秘計画」

ここ数十年、離婚届の提出が最も多いのは3月。2020年も、他の月が1万件台なのに、3月だけは約2万3000件と群を抜いている。

令和2年 人口動態統計(厚生労働省調べ) 第10.3表 届出月別にみた年次別離婚件数及び百分率 よりグラフ化
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3月といえば年度替わり直前。子どもの学校の問題など、いちばん離婚しやすい時期なのかもしれない。

しっかり計画を立て新生活が始まる前に夫婦生活を終わらせる人、泥沼の争いになりながらも春の訪れを前にして終止符を打つ人。出会いと別れが交錯する季節に、離婚をする人たちの事例を見ていこう。

計画を立てて3月に離婚

「今年3月にようやく離婚届を出しました。結婚してすぐ失敗だったと思ったけど、そのときは妊娠中で踏ん切りがつかなかった。子どもが産まれてから離婚の二文字が頭にちらつきはじめ、だんだん確信へと変わっていきました」

そう言うのはヒロカさん(37歳・仮名=以下同)だ。29歳のとき、つきあって1年のヨウタさん(39歳)と結婚した。もともとわがままな人だと感じることはあったが、それがリーダーシップだと勘違いしていたという。当時は男性に引っ張ってもらいたいと思っていたと打ち明けた。

だが、リーダーシップがあることと「自己中」であることは違う。結婚してからも週末は自分の友だちづきあいを優先させ、つわりがひどいときも「おふくろがつわりは病気じゃないって言ってた。夕飯、作れないわけ?」と平然と言う夫にヒロカさんの恋心はあっさり冷めていった。

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「恋愛と結婚は違うと痛烈に感じました。生活していくパートナーとしてヨウタはふさわしくなかった。それでも子どもが産まれたら変わってくれると思っていたけど、その期待も裏切られたんです」

予定日より早く出産した日、夫とは連絡がとれなかった。どうやら浮気相手の部屋にいたようだが、そこを追及する気力もなかった。産休、育休をとって子育てに追われる日々の中でも、夫の助けはほとんど得られず、ヒロカさんは慣れない育児も重なって精神的に不安定になったこともある。

「実家の母が毎日のように通ってくれたので、なんとか私自身が壊れずに救われました。ただ、夫の愚痴は実母にも言えなかったから、ずっと我慢していましたね」

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