2022.04.04
# 生命保険

教育費のため「とある保険」に加入し、逆に「大損」してしまった40代夫婦の大失敗

そもそも、前提が間違っていた

若林恭子さん(仮名・40歳)と大輔さん(43歳)の夫婦は、都内在住で長女のまどかちゃん(12歳)と次女のさくらちゃん(10歳)のふたりの子どもを育てている。10年ほど前、将来の教育資金のことを考えて「低解約返戻金型終身保険」など3種類の保険に加入したことは、【前編】『「とある終身保険」に加入して教育費を積み立てようとした、40代夫婦の大誤算』で紹介した通りだ。

学資保険のつもりで加入した恭子さんだったが、これが大きな間違い。実は数十万円単位で大きく損していたのだ。そこで若林家の事例から、見落としがちな「保険のワナ」について解説していこう。

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解約で大きな損失が発生!

低解約返戻金型終身保険をスムーズに解約し、恭子さん一家はある程度まとまった額の解約返戻金を手に入れた。

「月々2万円の保険料の支払いもなくなって、だいぶ楽になりました。そのおかげで、まどかに志望校対策の特別授業を受講させることもできました」

恭子さんは晴れやかな顔で語るが、しかしそこには大きな損失が発生していたことに、気づいていなかったのである。

低解約返戻金型終身保険に加入した当初は、「まどかちゃんが大学に入学する頃に、支払った保険料の総額より解約返戻金が増えて戻ってくる」という想定で契約していた。保険料を払い終わるまでは解約返戻金が低く設定されているため、恭子さんの手元には、これまで支払った保険料の70%程度しか戻ってこないのである。

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