2022.04.04
# 週刊現代

【最新版】知らない人は損をする…「ひとりで暮らす老後」に備える「50の手続き」

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人の命は、一本の糸にたとえられる。両親にきょうだい、友達に同僚、そして生涯の伴侶に、かけがえのない子どもや孫たち—。人生は、思いがけぬ出会いや縁が織りなす一幅の織物だ。

しかし、さまざまな喜びや悲しみを乗り越えてきた糸にも必ず、終端がある。そして人は、それが目前に近づいて初めて、ふと思い至る。はたして自分は、悔いのない最後を迎えられるだろうかと。

手塩にかけた子はいい大人になった。長年連れ添った妻、夫には先立たれているかもしれない。心細くても人は誰もが、たったひとりで自らの幕引きに備える必要がある。

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とはいえ、何から準備を始めればいいのかと途方に暮れる人も多いことだろう。跡を濁さぬように種々の手続きをこなすうえで、まずすべての礎となるのは健康な体だ。

「長引くコロナ禍、最近の世界情勢不安で気持ちが塞ぎ、外に出るのも億劫になってしまった人が多い。そうした方は、近くの地域包括支援センターが提供する(1)フレイル予防教室を利用してみましょう」(医療・介護アドバイザーの森裕司氏)

フレイルとは英語で「衰え」を意味する。最近食欲が落ちて体重が減った、疲れやすく歩く速度がゆっくりになった、という人は要注意だ。フレイル予防教室では、理学療法士に生活のアドバイスを受けたり、正しいストレッチやトレーニングを教えてもらえる。

自治体が無料で提供している(2)口腔機能維持向上健康診査(名称は異同あり)も受診しよう。口の健康が損なわれると、その悪影響は全身に及ぶから、早めに対策したい。

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