2022.03.30

日本の若者が買い物の時つねに「リセールバリュー」を意識するようになってきたワケ

「消費を設計する」という発想

消費の設計

「メルカリがあることによってリセールバリューを考え、「後で売れそうだから購入する」。こういった考え方を持つ方が、若い世代に多いです」

こう語るのは、メルペイPRの山口夏歩さん。メルカリでは定期的にお客さまインタビューを行っており、その中で「服を購入する際に、試着室に入り、メルカリで売れるか売れないかを確認し、売れると判断してから買うとお話される方もいた」という。

売れるか売れないを重視し、その後、似合うか似合わないを考える――試着室の中でいくつかの判断基準が絡み合っている。若い世代の消費感覚は、我々が想像している以上に進化しているようなのだ。

〔PHOTO〕iStock
 

そこでキーワードになるのが、「消費の設計」だ。

メルカリなどの出現によって、欲しいものを買い、ある程度楽しんだら売ることが簡単にできるようになった。単なる消費の時代から、中長期的な視野を持って、より計画的に消費をする時代に変わってきたとも言える。これが「消費の設計」の意味するところだ。

こうした傾向は、若い人たちの「支払いの仕方」にも現れている。「“イマ購⼊したい”けど、“⽀払いは後からコントロールしたい”というフレキシブル消費が、Z世代を中心に若い世代で顕著になっている」と山口さんが言うように、決済の多様化も消費の変容を後押ししている。

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