2022.03.29

「いま買って、後で支払う」…若者の間で「フレキシブル消費」が流行している深いワケ

「あと払い」の波

“イマ購⼊したい”“イマ物は欲しい”けど、“⽀払いは後からコントロールしたい”。

こんな思いを抱いたことのある人は少なくないだろう。かつてなら、ほとんどの人が諦めていたこうした消費行動が若者を中心に広がりつつある。「フレキシブルな消費傾向」とでも言えるだろうか。背景にあるのは、後払いサービスの多様化だ。以下、サービス多様化によって、若者の消費に変化が生じていることを見ていこう。

後払いと聞くと、クレジットカードや電話料金合算払い(キャリア決済)を思い浮かべる人も多いだろうが、昨今はおもにスマホを用いた「メルペイスマート払い」「Paidy(ペイディ)」「atone (アトネ)」といったさまざまな後払い決済サービスが登場。今年2月には、PayPayもPayPayカードと連携した新しい「PayPayあと払い」をスタートするなど、スマホ決済に新しい波が押し寄せている。

たとえば、「メルペイスマート払い」であれば、今月の購入代金を翌月にまとめて精算できる。その際、翌月に一括でまとめて支払う「翌月払い」(手数料なし)と、翌月以降段階的に支払っていく「定額払い」(手数料あり)を選ぶことが可能だ。

 

具体的に説明しよう。仮に1万円の商品を購入するとして、アプリ内に残金が1万円以上あれば、そのまま決済することができるため後払いサービスである「メルペイスマート払い」を利用する必要はない。

だが、「支払いが立て込み、今月は手持ちに余裕がない」といった場合、「メルペイスマート払い」の利用上限金額の範囲内であれば、1万円を支払うことができ、翌月以降に精算できる――これが「メルペイスマート払い」だ。

前述のとおり、翌月に借りた分をまとめて支払うか、段階的に支払っていくかを決められる。スマホの中にあるクレジットカードとイメージすると、わかりやすいかもしれない。

メルペイスマート払いの画面

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