2022.03.26
# 不動産 # リフォーム

600万で「老後のためのリフォーム」をしようとした夫婦…彼らがおかしていた「意外な大失敗」の中身

60代の山本幸次さん、ひろ子さん(仮名・以下同)ご夫婦は、30年前に横浜にこだわりのマイホームを建てました。【前編】「4000万のマイホームの「メンテ」をサボっていた60代夫婦、そのせいで「500万も損」したワケ」で見た通り、築10年のタイミングでシロアリ工事をし、幸次さんは単身赴任ながら、幸せに暮らしていました。しかし、その後、彼らを大きな落とし穴が待っていたのです。

「何となく大丈夫」という思い込み

築10年目の防蟻工事の際にもらった保証書には、保証期間は5年間である旨の記載がありました。その期間内にシロアリが発生した場合は、改めて工事をしてくれるという内容です。

その後、ひろ子さんは防蟻工事のことはすっかり忘れてしまっていました。たまに思い出すこともあったのですが、実は紹介されたシロアリ工事業者の担当者と相性がよくないせいか、印象が悪く、あまり会いたくないと感じていたこともありました。

〔PHOTO〕iStock
 

だからといって他に依頼するのは、紹介してもらったご近所の手前、気が引けます。他の業者さんが入っているところを見られた時、何と言えばいいのかを考えるのもおっくうでした。

夫の幸次さんに相談しても、いまだ単身赴任中で激務であること、横浜にはほとんど暮らしていないので地元の様子がよく分からないことなどから、家のことはひろ子さんに任せたいとのことでした。

とりあえず、そんなに急に家に問題が起きることはないだろうと考えていました。その後、年月は経ちましたが、外壁や屋根、見た目はちょっと汚れてはきたものの、雨漏りなどはなく、何か不具合があったら工事をすればいいと考えていました。

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