「ゴルフ女子」としてその腕前に注目が集まる、アイドルグループ・SKE48およびAKB48の元メンバーの山内鈴蘭さん。愛読書だというゴルフ漫画『バウンスバック』最新刊の第4巻発売を記念して、特別にインタビューに応じてくれました。
今回は、ゴルフの考え方や今後の夢をたっぷり語ってくれた【後編】をお届けします(【前編】はこちらから)。

忘れられない「あのショット」
小学校5年生のとき、市原の米原ゴルフ倶楽部の7番ホールで打ったショットがいまでも忘れられません。
このコースのアウトの上がり3ホールは大きな池を挟むようにして並んでいます。7番パー4は、グリーン手前左サイドに池がせり出し、フェアウェイは右から左に傾斜しているので、2打目を右から打っていかないと池につかまってしまいます。
この日の2打目地点は、フェアウェイ右サイドの池スレスレのところでしたが、そこから残り170ヤードを7番ウッドで打ち、イメージ通りのドローボールでベタピンにつけ、バーディを取ったのです。ボールが止まったところは、カップから1ピンもなかったと思います。
うまくいったときの記憶はいつまでたっても消えません。だから、いまでもあのときのイメージが沸く、米原ゴルフ倶楽部が大好きです。ティーイングエリアに立つと、いつもワクワクします。そして、「あのときのようなドローボールを打ちたい」という気持ちも、いまも関わりません。
ベストスコアは、昨年8月に出した76です。3年前に初めて70台が出て、その後79というスコアは何度かありましたが、76は初めてでした。