2022.03.26
# ライフ

医師が教える「がんを抑える食べ物」と「控えた方がいい食べ物」を見抜く基準

カギは「アルカリ性/酸性」にあった
いまだに日本人の死因ランキングの中で上位に位置している「がん」。さまざまな新しい治療法が発見されている一方で、「がんになりにくい食事法」についてもわかってきている。和田洋巳氏の新刊『がん劇的寛解 アルカリ化食でがんを抑える』から、がんを抑えられる「アルカリ化食」について紹介しよう。
 

酸性にする食品、アルカリ化する食品

ご覧いただきたいのが、ドイツの栄養学の専門家らが1995年に論文として発表した研究報告の中にある次の表です。

『がん劇的寛解』より

尿ペーハーは体内環境のペーハーを反映する指標になります。この表はそれぞれの食品や飲料を100グラム摂取した場合の尿ペーハーに与える影響(酸負荷の程度)を示したもの、すなわち食品100グラムや飲料100グラムが体内環境をどれくらいアルカリ性に傾けるか、あるいは酸性に傾けるか、その影響指数を示したものです。

そして、それぞれの影響指数は、尿ペーハーが中性の場合を基準点(0)として、影響指数がマイナス(-)に傾けば傾くほど尿ペーハーがアルカリ性に傾くこと、逆に影響指数がプラス(+)に傾けば傾くほど尿ペーハーが酸性に傾くことを意味しています。

ただし、これらの影響指数は尿ペーハー値そのものとは言わば逆相関の関係にあること(尿に限らずペーハー値は7を基準点=中性として、7からプラスの方向に傾くほどアルカリ性に傾き、7からマイナスの方向に傾くほど酸性に傾くこと)に留意が必要です。ペーハー値は常用対数の逆数として計算されるため、尿ペーハー値と影響指数は正反対の値を示すことになるのです。

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