2022.03.20

文在寅は「永久に追放」…韓国中枢でいま「文在寅・大論争」が盛り上がるワケ

「文在寅は反省文を書け」とも

文在寅の「最悪だった5年間」

韓国の大統領制にはチェック・アンド・バランス機能が効いていない。

韓国の大統領は日本の首相のように国会で質疑を行うことがないので、国会のチェックは効かない。

実際、一昨年の国会議員選挙で、K防疫の成果を屈指して国会の6割の議席を得ると、文在寅政権の国会無視姿勢が激しくなった。国会では、対決法案をまともな審議もなしに成立させるようになった。

やりたい放題だった文在寅 photo/gettyimages
 

当然のことながら、行政府は文在寅氏に人事で頭を押さえつけられ、政権の言いなりである。韓国では首相人事は国会の同意が必要であるが、大臣(長官)は国会で審議するも同意までは求めていない。このため、文在寅政権はこれまで30人以上の長官を国会の同意なしで任命し、行政機関を牛耳った。

裁判所も、文在寅氏が自身の政治信条に近い金命洙(キム・ミョンス)氏を大法院長に任命。同院長は政権に好意的な裁判官を次々に要職に取り立てた。

文在寅政権が進めた大統領制については拙書さまよえる韓国人を参照願いたいが、検察改革と称して、高位公職者犯罪捜査処を設立、また、検察の人事を通じ、政府与党に言いなりな検察機構に改悪もしてしまった。その結果、大庄洞土地開発疑惑など民主党幹部が絡む疑惑については捜査が遅々と進んでいない。

SPONSORED