草彅剛、奇跡の復活…あの「スマスマ」枠に木村拓哉より先に戻れた理由とは

決め手となったのは、演技力と人間性

独立後初の民放連ドラ主演決定

草彅剛が来年1~3月期のフジテレビ系ドラマに主演することが決定した。民放連ドラにおける主演は「嘘の戦争」(フジテレビ系)以来6年ぶりとなる。

制作はどちらも関西テレビ(カンテレ)だが、この6年のあいだに、彼の境遇は大きく変化した。2016年いっぱいでSMAPが解散。17年9月には、ジャニーズ事務所からも退所した。「噓の戦争」は17年1~3月期の作品なので、独立後初の民放連ドラ主演というわけだ。

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周知の通り、退所して「新しい地図」を立ち上げた草彅と稲垣吾郎、香取慎吾の3人は苦戦を強いられた。SMAP時代からのレギュラー番組が次々と終了。ネットTVやユーチューブなどに活路を見いだしたものの、地上波テレビのような派手な場所での露出は格段に減った。

象徴的なのは、18年に亡くなった大杉漣のお別れ会をめぐる報道だ。故人を慕っていた草彅は感動的な弔辞を読んだが、扱いは小さかった。番組によってはまったく触れなかったうえ、そこまで関係性が濃いとはいえないジャニーズ俳優のコメントを紹介するなど、あからさまな忖度が見受けられた。

 

通常、こういう状況に陥った芸能人がかつての勢いを取り戻すのは難しい。特にジャニーズを去った人たちは、少数の固定ファンを相手に地味な活動をするのが精いっぱい。なかには、犯罪に手を染めてしまった者もいる。

しかし、新しい地図の3人、とりわけ草彅はかつての勢いを取り戻したばかりか、さらなる高評価を獲得した。その決め手となったのは、演技力と人間性だ。

というと、ありきたりな理由に思われるかもしれないが、世に出た芸能人ならそれなりのスキルや魅力を持ち合わせているのは当たり前。しかし「それなり」では逆風に打ち克つことはできない。

彼の場合、そのレベルを超えているからこそ「ありきたり」ではない奇跡の復活を遂げられたのである。

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