2022.04.02

50代から「大逆転」できた会社員、その「3つの意外な共通点」がわかった…!

会社員900人ケースから判明した
40代、50代が迷っている。給与は減り続け、ポストがなく出世の見込みもない。「45歳定年制」「役職定年」と今後のサラリーマン人生も暗い未来しか描けない。約900人の会社員にインタビュー調査した健康社会学者の河合薫氏は「50歳以降はパラダイム・シフトへの対応が必要だ」と指摘する。新著『THE HOPE 50歳はどこへ消えた?』より、そのためのヒントを特別公開する。

若手気分の迷惑な大人たち

『星の王子さま』の作者として知られるフランスの作家サン=テグジュペリはかつて、「大人は誰もが、はじめは子どもだったのに、そのことを思い出せる大人はいくらもいない」と嘆いた。

ところが最近では「大人のはじめ=若手」のままの大人がいくらでもいる。結構なご年齢になっているのに、幼稚な振る舞いを平気でする。「成熟していない大人」たちだ。

いつまでも「若手気分」でいると、迷惑なおじさん・おばさんに成り下がり、めんどうくさいだけの存在になる。

お恥ずかしながら、かく言う私もその一人だった。

「おばさん」を受け入れられない自分がいた……

国際線のCA(キャビンアテンダント)や、テレビのお天気お姉さん、情報番組のMCをしていた頃は正真正銘の若手だった。キャピキャピした若い女性を演じ、着ぐるみやかぶりものをまとっても「かわいい~」とチヤホヤされた。

photo by iStock
 

30代後半にビジネス書やコラムを書き始めた時は「書き手の中では若手。これからまだまだ伸びる!」と編集者に期待されるのが嬉しかった。大学院修了後にコメンテーターとしてメディアに出るようになった時も、共演者の中ではいつも若手で、トンチンカンなコメントをしても「若い人はストレートでいいねえ」と褒められ、「若い女性知識人の意見は貴重だ」と持ち上げられ、ほくそ笑み、調子に乗った。

ところが、ある日突然、もはや自分が「若手」ではないことに気づかされた。自虐ネタで笑いを取ろうとしたところ、「まだまだ、お若いから大丈夫ですよ!」と年下から真面目に励まされ、ツッコミを期待したボケ発言に微妙な空気が漂ったのだ。

周りを見れば、ディレクターやスタッフの9割が年下。同年代と思っていたプロデューサーも微妙に下。いつの間にか私は、全体の平均年齢を引き上げる側の人間になっていた。

「そうか、40代後半の私は正真正銘のおばさんなんだ……」

30代に突入した時、「もう、若い女の子を演じなくていいんだ」と思うと気が楽になったが、しかし、「もう、おばさんなんだ」と受け入れるのは少々難儀なことだった。

SPONSORED