2022.03.31
# 資格試験

試験に受かる人は「赤ボールペン」1本でメモをとる…「本番に役立つ」勉強法

合格する人・しない人のノート術 2
試験に一発合格する人は、勉強で「赤のボールペン」しか使わない……。何色ものボールペンやマーカーを駆使して、ノートを取っていた人には驚きだろう。資格試験予備校の代表として20万人の教え子を指導し、自らも資格試験の合格率90%を超える伝説の予備校講師で、『はぶく勉強法』の著書もある並木秀陸氏が、その納得の理由を解説してくれた。

カラフルなペンは本当に必要か?

前編記事〈なぜ「ノートをきれいにまとめる人」は試験に落ちるのか?勉強熱心な人の落とし穴 〉でご紹介した、いまでもノートをきれいにまとめるAさんと、私が適当な教材に書くことを勧めたことをきっかけに実践したBさん。その後の2人について、実際どのようにノートやメモをしていたのかを述べましょう。

Photo by iStock

Aさんのノートを見せてもらうと、整然と文字が並び、芸術的とも言えるほどにカラフルでした。色彩検定か、カラーコーディネーターになる試験を受けるのかと思うほど、さまざまなマーカーやカラーペンを使い、色分けしてノートをきれいにしているAさん。

一方Bさんのテキストは、赤ボールペン1色だけを使った書き込みです。

Aさんのような人は、私の学生時代にもかなりいました。当時の私は、授業中に居眠りしていても、自分がノートをつくっていなくても、試験前にAさんのような人にノートを借りて、コピー機を使えば、テストでいい点数が取れていました。

そのため、感謝すべき人でもあったことは確かです。とはいえ、カラーコピーは、当時まだ高かったので、それなりの出費にはなりましたけど(笑)。

このAさんのように、たしかにノートをつくることは、学生時代の中間テストや期末テストといった定期試験においてだけは、正しかったかもしれません。

 

なぜなら、定期試験には、教師が授業で説明したことしか出題されませんし、ノートに書いた知識を再現するだけで解ける問題がほとんどだったからです。

ですから、授業の内容をしっかりノートに取って、教師が重要だという部分を完全に暗記すれば、定期テストで高得点が取れます。テストで結果が出れば、勉強をきちんとした証明にもなっていたはずです。

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