2022.03.25

韓国で「文在寅」が消えて、これから「日本・北朝鮮・アメリカ」に起きる変化

大統領選でわかった「現実」

韓国大統領選で「見えた現実」

去る3月9日、第20代韓国大統領選挙が終了した。

今回の大統領選挙は、歴史上もっとも非難と誹謗が乱れ飛んだ選挙となった。

最終的には、わずか25万票差(0.73%)で、最大野党「国民の力」の尹錫悦(ユン・ソンニョル)候補が大統領に当選した。与党「共に民主党」は、今回の大統領選挙で必ず勝つと豪語していたが、実際に開票が始まると国民の力に押される形で、あっけなく文在寅(ムン・ジェイン)政権は幕を下ろすことになった。

さらば文在寅 photo/gettyimages
 

今回の選挙のもっとも大きな論点は、今まで、文在寅政府が5年間で台無しにしたこと(たとば、男女格差、地域格差、世代格差、日本とアメリカなど友好国らとの関係悪化など…)を”次の大統領”はどうするつもりなのか、ということにあった。

保守派(実際のところ、韓国では、保守とか進歩とか分けても大した意味がないが、便宜上)の「国民の力」は若い層を攻略し、「共に民主党」は既存の586世代(50代、1980年代大学入学、1960年代生まれ)と、全羅道圏を中心に戦略を立てた。

まず大前提として、韓国の国民は文在寅政府に対する不信が非常に高まっている状態だった。不動産政策の失敗、外交の失敗、表面だけの対北朝鮮政策などがその原因であることは言うまでもない。

それでも、そんな文在寅政府を支持する人がいて、その中心は、586世代と全羅道出身の人々だった。

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