2022.03.13

「心の持ちよう」でこんなに変わる…運のいい人が「絶対にやらない」たった一つのこと

古くから人々に影響を及ぼしてきた易学。脳科学や遺伝子学、心理学からこれを紐解いてみると、「運命」というものが存在しないとも言い切れないことを前編記事『なぜ人は「占い」を信じるのか…? 「脳神経学」「遺伝学」「心理学」の研究でわかったこと』でお伝えした。

とくに心理学では、人間の意識は、運命を変える可能性を秘めていると考える研究者が少なくない。そのなかでも運命を切り開く精神的要素として、近年、脚光を浴びている「レジリエンス」という概念だという。

心の回復力を探る

その好例が、先日の北京五輪で銀メダルに輝いたカーリング女子日本代表「ロコ・ソラーレ」のメンバーだ。

予選リーグで苦戦の連続だった彼女たちは最終戦でも敗北。辛くも4位に滑り込んだが、決勝トーナメント初戦の相手は前日に日本に圧勝した世界王者のスイスだった。

「また戦っても、たぶん勝つのは難しいだろう」と思った人も少なくなかったはずだ。だがロコ・ソラーレのメンバーは、敗戦のダメージからたった一晩で回復する。そして大方の予想を覆してスイスに雪辱し、ついに日本チーム史上初の決勝進出を成し遂げた。

「私たちの最大のアドバンテージは、予選を4位で通過し、どのチームよりミスも劣勢もたくさん経験していたことでした」

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準決勝の後、吉田知那美選手が語ったこの言葉は、まさに「レジリエンス」の象徴だ。本来ならマイナス要素であるミスをプラスに変える思考が勝利を引き寄せた。

山氏は言う。

「運命を切り開くには自己効力感が大事です。自己効力感とは、目標を達成する能力を自らが持っていると認識すること。これは成功体験を重ねることが有効なのですが、それには、たとえ失敗してもトライし続ける楽観主義が必要です」

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