2022.03.12

チャイナマネーが「日本の教育」にまで…これから起こる「経済侵略」の危ないシナリオ

この夏、岩手県に英国式のインターナショナルスクールができる。だが、その背後には実態のわからないチャイナマネーが蠢いていている可能性を前編記事『英国の超名門校と思ったら「中国人の学校」…日本の高原ではじまる「謎の教育ビジネス」』で示した。

中国資本が英国の名門学校の看板を借りて、日本で教育ビジネスを行うこと自体は違法ではないが、問題はそのインターナショナルスクールに1億6400万円という多額の補助金を計上されているというと話は別になってくる。

これは一体どういうことなのか…? 関係者の話から、今後日本に起こる非常事態について解説する。

税逃れのおそれもある

八幡平市議の米田定男氏はこう言って訝しむ。

「八幡平は過疎地域ですから、そこに学校ができて、人が来ることに関しては歓迎しています。ハロウ安比校はいわゆる富裕層を対象とした学校ですから、正直に言えば、そういう人たちと地元民の交流がうまくいくのか、という思いがないわけではありませんが。

ただ、1億6400万円もの補助金の話は、今年2月になって突然、予算案という形で出てきたものです。前もって市議会に説明があったわけでもありません。

すでに建物ができあがり、8月に開校を控えているので、もはや手遅れかもしれませんが、これから視察などが必要ではないかと思っています」

安比リゾートスキー場(Photo by iStock)安比高原リゾートスキー場(Photo by iStock)
 

八幡平市に私立学校はなく、かつて民間の学校にこれほど巨額の補助金を出した事例はないという。いわば異常事態なのだ。いつ、どのような経緯で補助金の予算計上が決まったのか、八幡平市に尋ねると、

「現在、当初予算の審議を行っている段階のため、現時点ではコメントを差し控えさせていただきます」(企画財政課)

と回答した。

さらに、学校の収益が中国に移り、税逃れに利用されかねないおそれもある。中国ビジネスに詳しい経営コンサルタントはこう分析する。

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