2022.03.11

医療ベンチャー「コロナ治療薬」の虚偽情報で逮捕…疑惑のウラで分かった“大事件”のヤバすぎる闇

インサーダー取引に次いで2度目の逮捕

警視庁は2月25日、医薬品ベンチャー「テラ」の業務提携先「セネジェニックスジャパン」の竹森郁容疑者らを逮捕した。コロナ治療薬を開発するとの虚偽情報を流したという金融商品取引法違反(偽計)の疑いだ。

テラ絡みの逮捕は、2月4日に摘発されたインサイダー取引に次いで2度目。さらに25日は、警視庁に加え、東京地検特捜部が政界フィクサーの矢島義也氏が経営する大樹総研などを家宅捜索しており、「3度目もある」(司法記者)と目されている。

一連の事件に深く関わった人物がいる。投資家と企業をネットで結ぶソーシャルレンディング(SL)と呼ばれるビジネスモデルを確立した瀧本憲治氏。

Image photo by iStockImage photo by iStock
 

「金融界の革命児」として一世を風靡したが、SLの破綻が相次ぎ、自身のmaneoグループも負債が嵩み売却した。

その後、投資家として活動していたが、竹森容疑者の“口車”に乗って「テラ絡み」に投資して焦げつき、怒り心頭に発して、検察、警視庁、証券取引等監視委員会に告発を続けていた。一連の事件の情報源だ。

だが、瀧本本人が昨年6月、都内で自殺。「テラ絡み」が大きな要因であったのは間違いない。今、瀧本氏の「怨念」は実りつつある。追い詰められた竹森容疑者が口を割れば、疑惑は政官界工作にまで発展するだろう。

『週刊現代』2022年3月12・19日号より

SPONSORED