2022.03.08
# 節約

72歳の“ケチじょうず”が実践…ティッシュは買わない、ゴミは出さないエコ生活

節約のプロの「1日1000円生活術」2

子供のころから貯金が好きで、もう10年以上も「1日1000円」暮らしを実践しているという小笠原洋子さん。

「買わない」「捨てない」を貫いたライフスタイルは、お財布にも地球にもやさしい「ケチカロジー」生活。そんなケチケチ生活から生まれた節約術の本を出版したところ話題になり、雑誌やテレビで幾度も取り上げられるなど、70歳を過ぎて注目を浴びています。

そんな小笠原さんの節約術を紹介する短期集中連載、第2回め。

できるだけモノを買わずに、ゴミを減らす。小笠原さんは、環境にも財布にも負担をかけない「ケチ」で「エコロジー」な生活を「ケチカロジー」と名付けて楽しんでいます。

ケチを追求すれば、地球にやさしい「ケチカロジー」

「1日1000円生活」を続けるための節約術を、私は「ケチカロジ一」と呼んでいます。貧しいゆえに思いついた生活学です。

この「ケチカロジー」は「身の周りの簡素化」でもあります。私がケチカロジアンになったゆえんは、尽きない物欲より、求めないすがすがしさに憧れを感じたからかもしれません。

欲しい物を身の周りに集める豊かさより、できるだけ減らして満足する生活を求めたい。より簡潔な生活空間を理想とし、棚などの家具を増やさない、雑貨で床を占領しないことでもあります。

ティッシュペーパーは1枚に剥(は)がして使う

たとえばティッシュペーパーとトイレットペーパーは、毎日よく使う物の一つですね。でも、倹約家の私にとって両方を併用することは贅沢なのです。

もしも5箱入りティッシュペーパーと、8ロール詰めトイレットペーパーとをまとめて買おうとすると、車か自転車が必要です。そういう乗り物を持たない私にはとても買えません。どちらか一品であっても、あのかさばりようは他の買い物を妨げます。また、帰宅後の収納場所にも一苦労です。

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そこで私はまず、ティッシュペーパーを買わないことにしました。街頭で配られるポケットティッシュには積極的に手を出し、ちゃっかり持ち歩いていますが。

それでも紙の厚さが気になるので、ティッシュを使うときには2枚重ねを1枚に剥いで使います。ケチカロジアン暦が長いので、2枚を手早く1枚ずつにするワザはお手の物です。

したがって、私のポケットティッシュはあまり減りません。

それにしましても、昭和中期世代の我々は、トイレと鼻かみ両用のカット紙を「チリ紙」と呼んで使っていました。

それがなぜ、いっせいにトイレとティッシュの両ペーパーを併用しなければならなくなったのでしょう。

併用する余裕のない私は、鼻をかんでもそう肌荒れもしないトイレットペーパーをひたすら愛用しています。

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