2022.03.03
# 不動産

1000万円も「割高」で中古リノベマンションを買ってしまった夫婦、彼らがハマった落とし穴

都内で働くエンジニアの杉田浩一さん(仮名・37歳)は、妻と子供2人の4人家族。デザインにこだわりのある杉田さんは、価格が安いこともあり、「中古+リノベーション物件」を探していました。

ある時、希望に沿う6300万円の中古のリノベマンションをネットで発見。すぐさま購入しましたが、実は、そこにはある「落とし穴」がありました。【前編】「6300万で「リノベ中古マンション」を買った30代夫婦、彼らがハマった「意外な落とし穴」

〔PHOTO〕iStock

「買取再販物件って何?」

そもそもこの物件がなぜ綺麗にリノベーションされて売りに出されていたのか? 住んでいた旧所有者がお金をかけてリノベーションして売却したのだろうか?

実は、こうした物件は不動産会社が一度旧所有者から下取り(買取り)して、リノベーションしてから再度販売する。いわゆる「買取再販物件」と言われるものだ。旧所有者が、何かしらの理由で——例えば早急に現金化しなければならなかったり、忙しくて売却活動に時間を割けない場合や、他人に知られないように売却をしたい場合など、不動産業者が一旦そうした物件を買うことがある。

 

そうして買取された物件は、不動産会社によってリノベーションされ、様々な経費をかけ、ビジネスである以上は当然ながらそこに利益も上乗せされて市場に出てくることになる。

このような「買取再販物件」は、国内で売買される中古住宅の内、約1割強と推察される。逆に言えば、ほとんどの中古住宅は個人と個人との間で売買がされているということだ。

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