福田萌さんは、現在、8歳の女の子と6歳の男の子を育てている。夫はオリエンタルラジオの中田敦彦さん。現在はシンガポールに拠点を移し、連載では日々の様子や子どもたちの学校生活の様子を綴っています。

今回は、結婚10年を迎えた夫・中田敦彦さんとの生活について。ハマると一直線という中田さんと一緒に生活するなかで、福田さんが感じた「自分自身の成長」とは。

シンガポールでの子育ての様子など、福田さんのこれまでの連載を読む

お互いにとって最善の方法を探ってきた10年

2022年6月に私たち夫婦は結婚10周年を迎える。不思議なものだ。結婚したのはつい先日のような気がするし、でも気づけば今年9歳になる長女がいるということはそれなりに年輪を重ねてきたということになるのか。

「この人と結婚したい」と強烈に思って一緒になったはずだが、お互いの性格やバックグラウンドが違うから、「相性が悪いかも」「絶対に理解できない」と思うことも多々あった。

ドリアンのシーズンがやってきました。私は大好きなのですが、夫は匂いがダメ。家でのドリアンは夫により禁止令が出たので、私は友達と屋台に食べに行くしかありません。写真提供/福田萌
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それは本当に生活の些細なことで、歯磨き粉のキャップをきっちり閉めるか閉めないかとか、家事への取り組み方とか、子供への勉強の関わり方とか文字にするのも億劫なほどのことだ。まるっきり価値観が違うというわけではなく、かといって修正しようのない微妙なズレだからこそ、お互いに諦めたり、譲り合ったり、最善な方法を探ったりを繰り返しながら、これまで一緒に生活できた。

ただ、そういう一つ一つを想像すると、世の中に相性100%、何もかも思い通りの夫婦は存在するのだろうか、と思う。どの夫婦もそれぞれに努力してすり合わせながら、なんとか生活を共にしている人が大半ではないだろうか。

結婚前は占いが大好きで、気になる人ができる度に生年月日やら何やらを調べ上げ、あの人との相性はどうかしら、なんてやっていたのだが、こと夫に関しては、相性が悪い結果が出そうだから占いはやめておこう、と占い巡りの趣味をぱったりとやめた。一つの占いの診断に勝手にジャッジされたくないという思いもある。それほど、夫婦の歴史は複雑に絡み合っていて、誰にも介入されたくないのだ。