【ウクライナ侵攻】プーチンへの「制裁措置」日米の間では事前に“擦り合わせ”があった…!
陥落は時間の問題
2月24日午前6時(日本時間24日正午)、ウラジーミル・プーチン大統領の命令一下、ロシア軍はウクライナ各地への全面的な軍事侵攻を開始した。
総力戦で臨んだ19万人超のロシア地上軍は戦車部隊を伴いウクライナの東・北・南3方面から国境を越え、首都キエフを始め、ハリコフ、オデッサ、マリウポリなど主要都市制圧に向けて進撃している。
と同時にヘリコプター・爆撃機空爆、短距離・中距離弾道ミサイル、地対空・艦対空ミサイル、巡航ミサイル攻撃、サイバー攻撃を行って制空権を抑えた上で同国内の兵舎・弾薬庫を含む軍事施設、空港、火力発電所など基幹インフラを破壊した。100発以上のミサイルが着弾し、多数の民間人やウクライナ軍兵士(ロシア軍兵士も)に死傷者が出た。

ワシントン情報によると、首都キエフの陥落は時間の問題とされる。「ウクライナ領土の占領は特別軍事作戦計画に入っていない」と言明したプーチン大統領だが、明らかに目指すのはウクライナのゼレンスキー政権転覆による「親露政権」樹立である。
こうした中で、バイデン米、ジョンソン英、マクロン仏、ショルツ独政権などは現在、強力な対露経済制裁のメニュー作りに傾注している。