2022.03.01
# 週刊現代

コロナ暴落後のいま、これから仕込めば「利益が出る日本株」の全実名

プロ14名が分析
週刊現代 プロフィール

EV時代の本命企業

アフターコロナ経済で最大のトピックが、EV(電気自動車)シフトであることは論を俟たない。牽引するのは欧州や中国の企業だが、技術の核心を握っているのは日本のメーカーだ。

代表格が日本電産である。EVの心臓部、トラクションモーター製造で世界シェア45%を目指して海外展開を仕掛ける。

「原材料費の高騰で業績が下がり、株価は年明けの高値から約30%下落していますが、コロナ後にサプライ環境が改善すれば力強く伸びる」(マネックス証券チーフ・ストラテジストの広木隆氏)

さらに日本はEV界の「縁の下の力持ち」も多数擁する。バッテリーやモーターに組み込まれる温度センサーを作る大泉製作所、車体全体に無数に組み込まれるコンデンサで世界シェアトップの村田製作所などは、業界にとってなくてはならない重要企業だ。

「大泉製作所は業績好調ながら、マザーズ市況の悪化の影響を大きく受けている。株価は年初来安値近辺ですが、市況が上向けば一気に戻すと見ています」(雨宮総研代表の雨宮京子氏)

アフターコロナに利益が出る「日本株」100銘柄
 

自動車業界には、EV時代到来で復権を窺うダークホースもいる。'18年のカルロス・ゴーン前会長の逮捕以後、株価が下落を続けていた日産だ。

「EV『リーフ』を'10年にいち早く市場投入しており、実はこれから本命企業になる。折からの株価下落でPBR(株価純資産倍率。1を切ると割安とされる)は0・55と割安で、投資妙味はトヨタよりも大きい」(雨宮氏)

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