2022.03.01
# 週刊現代

コロナ暴落後のいま、これから仕込めば「利益が出る日本株」の全実名

プロ14名が分析
週刊現代 プロフィール

だが「どん底」にも思える今この瞬間とて、永遠ではない。夜の闇は夜明け前こそがいちばん暗いが、必ず夜は明ける。そして、ひとたび最悪のときを脱すれば、待っているのは上り坂である。

それは過去の歴史を顧みても、明らかな事実だ。確かに'91年の湾岸戦争や、'03年のイラク戦争の直前、株価は世界的に暴落した。しかし、下落局面は長くは続かない。いずれのケースでも、開戦翌月にかけて上昇に転じている。

懸念されているアメリカの利上げについても、過剰な心配は禁物だ。ファイナンシャルリサーチ代表の深野康彦氏が言う。

「直近の節目は、3月15〜16日のFOMC(米連邦公開市場委員会)でFRB(米連邦準備理事会)の利上げに関するスタンスが示されること。バイデン政権は11月に中間選挙を控えていますから、ここで強烈に引き締めるとは考えづらい。今は一時的な下落局面で、3月中旬頃には『彼岸底』で持ち直すのではないか」

 

今回取材した著名エコノミスト、証券アナリスト14名は、多くが「戦争危機や金利上昇を乗り越えて、まだまだ株価は上がる」というビジョンを示した。だが、ゲームのルールが変わるアフターコロナの世界では、全ての株が一様に上がるわけではない。

ビフォーコロナの成功者が凋落し、まったく新しい勢力が台頭してくる。一方、培ってきた底力を発揮して、アフターコロナでも変わらずトップを走り続ける企業もある。その見極めこそが何より肝要になるだろう。

本記事では14名の識者の協力を得て、その実例となる100社を前後編にわたり挙げた。コロナ後の最注目銘柄と、今はまだ埋もれているお買い得銘柄を見ていこう。

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