新型コロナウイルス感染症 第6波の感染者数は急激に増え、これまでとは比べものにならない速さで過去最大の感染者数を記録。すでに過去感染した人も、まだ感染していない人も、子どもも大人も……もはや誰がいつ感染してもおかしくない――明日は我が身。そう感じている人が多いのではないだろうか。

ニューヨークを拠点に「日本人初の乳幼児睡眠コンサルタント」として活躍している愛波あやさんは、10歳の息子さん(長男)が2022年1月に新型コロナに感染(現在は回復し、日常生活に戻られている)。FRaU webでも記事が掲載されている“こびナビ”(新型コロナウイルス感染症や新型コロナウイルスワクチンに関する情報発信サイト)の安川康介さんや内田舞さんとの交流もあり、長男が感染した際には、お二人からのアドバイスなども受けたという。

今回は、長男の感染で愛波さん自身が感じたことや、実際の感染対策から隔離生活の実情、また親としての葛藤などを伺った。誰もが当事者になりうるからこそ、自分や家族が感染した場合を想定して、いざという時のために備えておきたい。

愛波 あやさんプロフィール
Sleeping Smart Japan株式会社代表取締役
https://gendai.ismedia.jp/list/author/aibaaya
Instagram : @aya_aiba 

長男の陽性が発覚。初期症状はのどの痛み

陽性1日目。長男が朝起きて「のどが痛い」と言ったのがはじまりでした。前日まではアイスホッケーの試合をしたりお友達と遊んだりしていて、本当に普段どおり元気だったんです。私は「ついに(コロナが)きたかも……!」と直感し、登校前だったので自宅にストックしてあったテストキットを使ったら、陽性発覚。確認直後、まずは家族全員手洗いをして、マスクを着用しました。

自宅に常備していたテストキットで検査したところ長男だけ陽性に(右側)。写真/愛波さん提供
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それから私・夫・次男も検査し、この時点で長男以外全員陰性であることを確認。そして長男がこの日寝ていた2階の寝室に、そのまま一人、隔離することを決めました(この寝室は家の中でも広めのお部屋でシャワーとトイレ付。隔離生活をする上では、ちょうど良い構造でした)。

愛波さんと次男は陰性。感染予防に家の中でもマスク着用スタート。写真/愛波さん提供

1日目、「体調はどう?」と長男に何度か聞きましたが、最初は「のどが痛い」だけで、買っておいたパルスオキシメーターで確認すると数値も正常。これならオンライン授業も受けられるかな? という感じだったのですが、気づいたら寝ていて、耳で測る体温計で体温を計ったら37.3度。熱の出始めだったのか、起きてからは「体が痛い」と言うので常備していたタイレノール(アセトアミノフェン)を飲ませました。

薬を飲んだら元気になり、食欲もあって食事は完食。でも薬が切れると眠そうな感じになり、ゴホゴホっとし始めました。家族全員が濃厚接触者にあたるので、この日から全員自宅で過ごす日々のはじまりです。

長男を寝室に隔離したあと、学校をはじめ習い事など関係各所に連絡。学校からは「10日間学校を休んでください」と言われました(※当時のNY州規定。現在は5日間になっている)。

自宅で検査キットを使って陽性と出たものの、きちんと病院でPCR検査を受けたくて、自家用車でかかりつけの小児科へ。車に乗ったままで検査し、帰宅後30分くらいで結果の電話がきました。やっぱり長男は「陽性」でした。この段階で、小児科の先生からは今後の対策や、緊急時の連絡先などを教えてもらいました。