2022.02.28
# 投資

ロシア「ウクライナ侵攻」のウラで…大富豪たちが仕込む「絶対にやらない」投資のすべて

週刊現代 プロフィール

「英国ではこの2年間続いてきたコロナのニュースがいまやゼロです。日本人がロンドンに来たら驚くと思いますが、誰もマスクをつけていませんよ。ほぼすべての規制はもうなくなりました。

代わりに朝から晩まで詳しく報じられるのがウクライナ関連のニュースです。欧州は天然ガスなどのエネルギーをロシアに頼っており、今は真冬とあって、生命の危険につながりかねない重大な懸念なのです。

こうした中、問題がさらに深刻になれば、天然ガスの調達をロシアに依存する欧州はどうしようもありません。ユーロも英ポンドも売り込まれる。そうなる前に、資産をスイスフランや米ドルに移すという動きが活発になっています」

かつては「有事の円買い」と言われ、世界的な危機や災害が起こったときは円高になってきた。しかし、長期停滞が続く日本の通貨は存在感が薄れ、ウクライナでの緊張が高まる今も、円安のまま放置されている。その日本に、世界のマネーが集まる余地がある。

 

「円安のため、欧州から見ても日本の物価は激安です。何を食べてもおいしくて、安い。感覚的には英国の3分の1の物価水準のように感じます。日本の入国規制が緩和されれば、インバウンド需要はとてつもないことになるはずです。

こうした展開を見越しているのか、昨年は米投資ファンド大手のブラックストーン・グループが近鉄グループホールディングスからホテル8棟を購入。今年に入ってシンガポールの政府系ファンドが西武ホールディングスから『ザ・プリンスパークタワー東京』をはじめ、31物件を取得しました。

海外の大金持ちから見たら、日本の不動産も破格。ぼやぼやしていると根こそぎ持っていかれるでしょう。逆に目端の利く人は不動産分野で稼ぐチャンスがあることもまた事実です」(岡村氏)

情勢の推移をただ見守るのではなく、賢く動くことが「資産防衛」の鉄則なのである。

『週刊現代』2022年3月5日号より

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