2022.02.28
# 投資

ロシア「ウクライナ侵攻」のウラで…大富豪たちが仕込む「絶対にやらない」投資のすべて

週刊現代 プロフィール

元世界銀行CIO(最高投資責任者)で、現在は世界最大級の多様な経営者による投資会社である、米ロッククリークの創業者兼CEOのアフサネ・べシュロス氏は新興国への投資が活況を呈していると指摘する。

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「ロシアのウクライナ侵攻がよりエスカレートするかはわかりませんが、その可能性が高まったことにより、先進国の市場の不確実性とボラティリティ(変動性)が増大しました。一方で、安全な投資先として新興国へ資金が流入しています。

今の状況は非常に複雑です。ウクライナ情勢が沈静化するかどうか、自動車レースのようにチェッカーフラッグが振られて終了するわけではありませんから。軍事的衝突がひとたび起これば、状況はしばらく鎮火しない可能性のほうが高く、先進国のマーケットはこういう状況を好みません。

しかし、新興国の市場は、堅調に推移しています。株式も現地通貨も好調です。FRBの利上げの影響は受けますが、それまでは高まる緊張の中で、最も影響を受けにくいのが、新興国市場と言っていいでしょう」

実際にウクライナから遠く離れた東南アジアの株式市場は活発に動いている。新興国に投資マネーが流入し、タイやシンガポール、インドネシアの株価指数は相次いで年初来高値を更新したのだ。エネルギー価格の高騰も、資源産出国の多い東南アジアには追い風になっている。

日本にマネーが集まる

新興国だけではない。富裕層のマネーが向かう先が、意外なことに日本の不動産市場だと指摘するのは、英国在住で、富裕層の資産運用に詳しいS&Sインベストメンツ代表の岡村聡氏だ。

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