2022.02.28
# 投資

ロシア「ウクライナ侵攻」のウラで…大富豪たちが仕込む「絶対にやらない」投資のすべて

週刊現代 プロフィール

では、危機が去るのをじっと待つことしかできないのだろうか。そうではないと、ロジャーズ氏は言う。

「危機が起きると、大半の人は苦しむことになりますが、おカネを得られる人もいます。たとえば、小麦などを生産する農業国は需要が高まり、儲けられるでしょう。

銅や鉛、リチウムなどを産出する国も潤うはずです。同じ流れで、原油や天然ガス、小麦、産業用金属などを扱う会社の株を買うチャンスです。金はすでに高くなっていますが、価格が下落したタイミングでは買ってもいいと考えています」

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なお、原油や小麦、産業用金属は、その価格に連動する上場投資信託(ETF)が東京証券取引所に上場されている。ロジャーズ氏の見解を参考にするのならば、こうした投資信託で資産防衛を図るのも一つの方法なのかもしれない。

世界中で金融サービスを提供するUBSグローバル・ウェルス・マネジメントの株式ストラテジスト、デービッド・レフコウィッツ氏が投資家たちの動向を分析する。

「2月23日現在、ロシアがウクライナに再侵攻をするのか、非常に流動的な状況です。もし、実際に侵攻が起これば、主力株は暴落するでしょう。
(編集部追記:24日にロシアが侵攻を開始、27日23時ごろ、ウクライナ大統領府が同国とベラルーシとの国境でロシアとの対話を行うと発表したとの報道あり)

ただ、侵攻が短期で終われば、すぐに市場は回復するはずです。

今は株を購入するのに適した環境ではありませんが、エネルギーや肥料、海運業といった業種は強気の値動きが続いています。

欧州がロシアから天然ガスを得られなくなり、液化天然ガス(LNG)が高騰するケースを想定して、米国のLNG関連会社、シェニエール・エナジーの株価上昇を見込んで買っている投資家も多くいます」

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