南シナ海に沈んだ最新鋭ステルス戦闘機「F35C」を巡る米海軍の“醜態”

緊張の海域で士気の緩みが露呈した

中国に奪われる前に…

米軍の最新鋭ステルス戦闘機「F35CライトニングⅡ」が訓練飛行中の南シナ海で空母への着艦に失敗して海底に沈んだ。

事故の原因はパイロットの操縦ミスとみられているが、当のパイロットは緊急脱出して一命をとりとめており、空母乗組員の負傷が伝えられたものの全員命には別条がないといい、幸いにも死者は発生していない。

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このため焦点は海底に沈んだ最新のステルス機能や最先端のIT技術の宝庫とされるF35Cの機体捜索と引揚げとなっている。

なぜか? 事故海域に関して米海軍は詳細を明らかにしていないが、中国が一方的に海洋権益主張する「九段線」は南シナ海のほぼ全域に及んでいることから、情報の宝庫であるF35Cの機体に中国が強い関心を寄せないはずがないからである。

 

米海軍は中国より先に機体を発見して引揚げ回収を図りたいところだが、引揚げが困難な場合は機体を海底で破壊して、なんとしても中国の手にF35Cの軍事情報や秘密を渡さないことも選択肢に入れているといわれている。

米海軍が機体発見に集中する中、インターネット上に事故の状況が写った空母艦内の記録装置の映像を再録したと思われる動画が流失する事態が発生。米海軍は動画を流出させた空母乗組員の特定に乗り出さざるを得ない事態となり、捜査の結果、複数の「流出犯」を特定したものの米海軍の機密保護の杜撰な実態が明らかになっている。

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