2022.02.26

東京五輪グッズが、なぜか今マレーシアで叩き売られていた…!「奇妙すぎる製品の流れ」と「謎の仲介者」

北京五輪で問題化した「海賊版」

北京五輪が閉会したが、同大会の公式マスコットキャラクター「ビンドゥンドゥン」は依然として人気で、キーホルダーやピンバッチなどの関連グッズが品薄状態だという。ビンドゥンドゥンは宇宙服のようなスーツを着たパンダのキャラクターで、スポーツに焦点を当てたというより宇宙開発に力を入れる中国のイメージをアピールした印象だ。

そんななか問題となったのが、コピー商品、いわゆる海賊版だ。中国では世界中の著作権を無視した海賊版が野放しになっていることで知られるが、自国のこととなると中国当局も取り締まりを強化するようで、逮捕も多数出ているという。

海賊版グッズ(写真:筆者提供)
 

海賊版の生産にかけては世界トップクラスの中国、五輪開催前からニセグッズが散見されていた。中国各地の知人に電話やメールで聞いてまわると、たしかに海賊版の入手は容易な状態だったという。

「取り締まりが厳しくなって、デパートとか人通りの多い店とか目立つ場所で見ることはありませんが、路地裏の小さな雑貨店とか夜市の露店ならいまも普通に見かけますよ。公式品より明らかに粗雑な出来なので、ひと目でコピー品と分かりますね」

こう話したのは西安でフリーライターをしている中国人女性だが、ほかの地域も同様だという。北京や上海の都市部は取り締まりが厳しいようだが、地方ではカゴに山盛りのキーホルダーが店頭に並んでいるとの話だった。新型コロナウイルスの対策では、どこよりも厳しい規制を強いていた中国だが、コピー商品の全滅はそれより難しいのか。

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