2022.02.23
# 政治

自公が対立する参議院選で、日本維新の会が「キーパーソン」になりそうな事情

関西では盤石の強さを誇る

関西では盤石の強さを見せた

昨年の衆議院選で41議席を獲得して以来、日本維新の会は勢いに乗っている印象だ。衆議院選で96議席を獲得した野党第一党である立憲民主党の政党支持率が低迷する一方で、日本維新の会は順調に支持率を伸ばしてきた。たとえば2月の毎日新聞の世論調査では、立憲民主党の政党支持率8%に対して日本維新の会はその倍の16%にも上っている。もはや事実上の第二党と言っても良いほどだ。

日本維新の会の松井一郎代表[Photo by gettyimages]
 

その日本維新の会が虎視眈々と「全国制覇」を狙っている。2019年の衆議院選では、東京選挙区で議席を確保した。昨年の参議院選では大阪府内で公認候補を擁立した15選挙区で全勝した他、兵庫6区で議席を確保。

比例区でも東北ブロック1議席、北関東ブロック2議席、南関東ブロック3議席、東京ブロック2議席、北信越ブロック1議席、東海ブロック2議席、近畿ブロック10議席、中国ブロック1議席、四国ブロック1議席、九州ブロック2議席を獲得し、北海道ブロックを除いてじわじわと侵透しつつある。

維新の戦術はまず首長のポストをとるというものだ。2011年には吹田市長選で初の公認候補を当選させた他、同年11月に行われた大阪府知事と大阪市長のダブル選を制覇。大阪都構想に反対した竹山修身元堺市長が政治資金問題で辞任した後は、トップ3(府知事と政令指令都市の大阪市長、堺市長)を維新が占めている。

そしてその触手は大阪府の隣県である兵庫県に伸び、2021年7月の兵庫県知事選では元総務省官僚で大阪府財政課長として出向していた斎藤元彦氏が自民党と維新の推薦で出馬した。

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