2022.02.23
# エンタメ

『カムカムエヴリバディ』ひなた役が、女優・川栄李奈にとって「唯一無二」な理由

2つの「満を持した」感が尊すぎる
堺屋 大地 プロフィール

2019年に大きな話題を集めたドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ系)で演じていたのはクラスの女子生徒のうちの一人でしたし、昨年放送されたドラマ『知ってるワイフ』でも、演じたのは主人公の妹で4番手キャストでした。

2014年には女優として頭角を現し、実力も人気も着実に高めてきていたものの、意外と主演経験は少なめ。これまでプライムタイムの連続ドラマの主演や、興行収入的に億単位を稼ぐ大ヒット映画の主演はなく、満を持しての朝ドラ主演というわけなのです。

オーディション選出だが、まるで「当て書き」

もうひとつの“満を持した”感は、川栄さんが演じるひなたのキャラクターにあります。

京都の下町商店街育ちのひなたは、時代劇が大好きな天真爛漫な女の子。侍に憧れており強い正義感を持っていて、やる気になったことには俄然燃えるものの、地道な努力が苦手で三日坊主になりがちなムラのある性格です。ちょっとドジでだらしなく、おバカっぽい言動もちらほら。

このひなたのキャラクター像を聞いて、素の川栄さんにそっくりと感じた人も少なくないのではないでしょうか。AKB48在籍時代の“おバカかわいい”川栄さんのイメージにぴったりハマっているのです。

川栄さんと上白石さんは約3000人のオーディションのなかから選ばれたそうですが、まるでもともと川栄さんがひなたを演じることが決まっていて、川栄さんの従来のイメージに合わせて、当て書きで脚本が執筆されたのではないかと思えてしまうほど。

 

実際、川栄さん自身も本作のインタビューにて、次のように語っていました。

「ひなたは普通の子ですが、私も『普通だね』と言われることが多くて(笑)。なので、今回は本当にやりやすかったんですよね」

「ひなたは周りをすごく気にしてしまうというところが私と似ている気がします。ほかにも、夏休みに宿題が終わらないというのも、私と同じなんです(笑)。そして、やっぱりひなたのように、友達がいっしょに宿題を手伝ってくれたりしていたので、似ているなぁと思いました。この光景、小さいころ見たなと思いながら演じました(笑)」

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