2022.04.09
ドンキとヨドバシとアマゾン、コロナ後に「勝つ会社」「負ける会社」の意外な違い
熾烈なバトルが始まった「ドン・キホーテ」の株価が示すこと
「ドン・キホーテ」を運営するパン・パシフィック・インターナショナル(PPIH)の株価が、下落傾向からようやく反転を始めました。
これまで32年もの間、連続増収営業増益を続けてきた同社ですが、さすがに今回のコロナ禍で業績に翳りが見え、今年6月の決算では営業増益は厳しいかもしれないと思われていました。
実際前年度の営業利益は813億円のところ、今期は第一四半期時点で161億円しか利益が出ていなかった。ところが第二四半期で大幅に巻き返し、営業利益は436億円と増益目標の半分を超えてきました。

オミクロン株が猛威を振るう1月・2月にまた減速した可能性はあるので楽観視できませんが、勢いが回復したことは間違いないでしょう。
さてこの記事では株価の話からは少し離れて、コロナ禍が収束してアフターコロナへと世の中が移行した場合に、企業がどこまで業績を戻せるのかについて、ドン・キホーテを題材に未来予測をしてみたいと思います。