2022.02.27
# 不倫

アンジャッシュ・渡部建とは何が違う?「不倫が許される人」の人となり

不倫が許される人・許されない人の差2
亀山 早苗 プロフィール

結局、まわりがどう受け止めるか?

ユリカさんが気になったのは相手の女性への対処だった。若い女性を傷つけたかもしれないと気になっていたのだが、妻にバレたと言ったら相手はすぐに逃げたそう。慰謝料を請求されたらたまらないと思ったのだろう。

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「本気の恋ではなかったんでしょう。相手が本気なら私も闘いますけど、そうでないなら傷つくのは夫だけ。夫はおそらく『恋愛体質』なんじゃないでしょうか。恋する気分が好きというか。心で思っているだけならいいけど、それが実際の行動になって表れるから困ったものなんです」

これからどうするのか。ユリカさんは子どもたちも交えて話し合った。おとうさんは、だいたいが軽いんだよと娘に言われ、ワタルさんはへこむ一方だった。妻が何か言うより、娘が言うほうがずっと効果があるようだ。

「許す許さないより、私たちがこういう夫をどう受け止めるか、そう考えたほうがいいのかもしれません。ただ、夫は基本的に情にひきずられるタイプなので、軽い恋心がぬきさしならなくなることもある。そこが危険だなとは思っています」

それでもユリカさんは、「夫ももういい大人なので、私がどうこう言うことはありません。子どもからの信頼は自分で取り戻してほしい」と突き放すことも忘れない。

 

どんなに妻が目を配っても、浮気する人はするのだ。それは男女を入れ替えても同じことかもしれない。浮気する人が「悪い人」とは限らないし、本人に罪悪感がないとも限らない。それでも「してしまう」人はいるのだ。

あとはユリカさんが言うように、周りの人間がどう受け止めるかにかかってくる。そのときに重要なのが、「日頃の行いと、根本的な性格」なのではないだろうか。

*     *     *

このように、前後編にわたって渡部建と原田龍二に対する世間の反応の違いや、不倫が許された人・許されなかった人それぞれの事例を見てきた。

人間は理性で感情や欲望を抑えきれるわけではない。誰もがある日、同じ立場になることもありうる。

それを「裁く」のは周囲の人間だ。以前と同じような日々に戻れるかは、まさにその人間の「以前」のあり方にかかっているのだろう。

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