2022.02.22
# エネルギー

日本の「電気料金」が上がって、まさか「原発復活」が再浮上するかもしれない…!

ウクライナ危機が迫る「新・安全保障」

「ウクライナ問題」と「天然ガス問題」の深層

ウクライナをめぐるロシアと欧米諸国の対立が激化する中で、天然ガスの問題が大きくクローズアップされており、地政学リスクが色濃く反映される事態にもなっている。

天然ガス価格が高騰する欧州では「ロシア産天然ガスの依存度の高さが弱みとなっている」との論調が高まっており、ロシア産天然ガスの恩恵を最も受けているドイツでさえも「ロシアが天然ガスを武器化している」と危惧する声が出ている。

これは何を意味しているのかといえば、世界のエネルギー情勢に大変化がもたらされようとしていることに他ならない。これまで安定的なエネルギー源とされていた天然ガスが「戦略物資」になりつつあるのだ。

そして、じつはこれは日本にとっても忌々しき事態である。

天然ガスがロシアの「戦略物資」となっている Photo/gettyimages
 

戦略物資はもともとは「戦争遂行に欠かせない軍需物質」という意味だった。

だが1970年代の2度にわたる石油危機を経験した日本では、戦略物資と言えば、経済全体の発展に不可欠な重要物資であり、地政学リスクが高い中東地域からの輸入に大きく依存している原油のことだと理解されている。

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