「ドクターホワイト」浜辺美波にみる、“男ウケ女優”と“女ウケ女優”の分岐点

彼女には大女優になってもらいたい

現在の浜辺美波に足りないもの

浜辺美波は今をときめく人気若手女優のひとりだ。

現在、連続ドラマ「ドクターホワイト」(フジテレビ系)で主役を務め、3月公開の映画「シン・仮面ライダー」でもヒロインに起用されている。また「週刊文春」によれば、2023年度前期のNHK朝ドラ「らんまん」で神木隆之介が演じる主人公の妻役に内定したともいう。

ただ、大ブレイク中とか、押しも押されもしないトップ女優と形容するには、まだ物足りない。それはおそらく、圧倒的にヒットした代表作がまだないからだ。

「ドクターホワイト」公式HPより

2015年の単発ドラマ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」や17年の映画「君の膵臓をたべたい」はあくまで出世作という位置づけだろう。その後も数々の作品で安定した結果を残してはいるものの、決定打といえるようなものにまだ出会えていない。今回の「ドクターホワイト」も数字的には失速気味だったりする。

その原因が単なる作品運の悪さならよいのだが、どうもそれだけではない気もする。彼女の場合、抜群の男ウケに比べ、女ウケがちょっと弱そうなのだ。女ウケはドラマ人気を左右するので、女優にとっては致命傷にもなりかねない問題である。

ではなぜ、そうなのか。

 

まずは、容姿のいかにも男ウケする可愛さが災いしているのだろう。吉岡里帆などもそうなのだが、こういうタイプはなかなか女性に支持されにくい。

一方、これが可愛い系ではなく、キレイ系、クールビューティー系なら憧れにつながったりする。北川景子、あるいは今田美桜がそのタイプだ。

また、浜辺の場合は157センチ(本人がツイッターで公表。ただし、厳密には156.7センチらしい)という身長もちょっとマイナスなのかもしれない。以前、バラエティー番組のなかで若手の男芸人たちが彼女の魅力を次々と挙げていく企画があり「可愛い」「透明感」の次に出たのが「身長がちょうどいい」だった。たしかに、筆者もこれくらいの身長の女子は可愛いと感じる。

そんな「男ウケする身長」のようなものを世の女性たちもわかっているので、背の低い女子は好感を持たれにくい。ちなみに、長期にわたり、男ウケと女ウケを両立させてきた稀有な存在・新垣結衣の身長は169センチだ。

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