2022.03.01
# ビジネス

株や暗号資産に投資するより「自分に投資する」ほうが儲かる「本当の理由」

投資のシンプルな本質
株やFX、暗号資産(仮想通貨)などに投資をしている人にとって、「どうしたら儲かるのか」は最大の関心事と言っていいだろう。しかし、それら金融資産よりも、「確実に儲かる」投資対象があるのだとしたら……。
元外資系証券のトレーダーで著書『お金のむこうに人がいる』もある田内学氏が、投資のシンプルな本質を明らかにしながら、解説する。

「確実に儲けられる投資」があるとすれば…

「どの株が上がるのか教えてよ」

久しぶりに知人に会うと、だいたい聞かれるのは投資の話です。

専門は債券や為替でしたが、私は長年外資系証券でトレーダーをしていました。プロだから、今後の値動きがある程度はわかるんでしょ、と思われがちですがそんなことはありません。

債券市場にしても株式市場にしてもプロが時間をかけて調べているので、値上がりしそうなものは既に価格が高くなっています。

Photo by iStock
 

「おっ、この会社のビジネス将来性あるぞ」と多くの人が気づいたときには、すでにその会社の株価は上がっています。お買い得な投資先なんてそうそう簡単に見つからないんです。

書店に行けば、お金を増やせる方法が書かれた本がたくさん並んでいますが、本当に儲けられる方法があるなら、そんな本なんて書かずに自分で実践しているはずです。確実に儲けられる投資方法は残念ながら存在しません。

ですが、一つだけ確実に言えることがあります。

「希少性が高いものを保有していれば、儲けられる」ということです。

別の言い方をすると、少数派でないと儲けることはできません。当たり前だろ、という声も聞こえてきそうですが、逆のことを感じている人も多いと思います。

「みんなが買うと価格が上がるから、多数派に乗ったほうがいい」と。周りのみんなが暗号資産(仮想通貨)を買っていて儲けているという話を聞くと、自分も乗り遅れないように買わなきゃと慌てている人もいるでしょう。

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