2022.02.23
# 日本株

バフェットと孫子を並べて分かった、「戦わずして勝つ」という投資の極意

売り手が頭を下げている時を狙え
大原 浩 プロフィール

投資は見逃し三振がない野球

2019年8月19日公開「二宮尊徳とバフェットに学ぶ『不振企業を復活』させる『意外な極意』」で、二宮尊徳の華麗な「村(企業)再生の手腕」について述べた。

二宮尊徳の村再生の成功確率は非常に高く、それが幕府に取り立てられて重要な仕事を任せられた理由だ。なぜ成功率が高いかといえば、「機が熟する」まで待つからである。

どのようなことかといえば、村人が中途半端な気持ちでは村再生は成功しないから、「村人が本気になる」まで待つということだ。

そして、村人が本気になったら、場合によっては自宅を売り払ってその村に移住したうえで全力投球する。一撃必殺で集中するから成功すると言える。

そして、バフェットも2020年2月3日公開「目先の株価にバタつくな!バフェットの神髄は『機が満ちるまで待て』」という方針である。

「投資は見逃し三振が無い野球である」というのは、バフェットの有名な言葉だ。三振にならないのだから、バッターボックスに立った後は、絶好球を辛抱強く待ち続ければよいのだ。

 

確かに「投資の利益は忍耐に対する報酬だ」とバフェットが述べる通り、待つのはつらい作業だ。しかし、しびれを切らしてボール気味の球に手を出しても、内野フライなどでアウトになるだけである。

「チャンスを見逃しても、次のチャンスがやってこなかったことはない」と、投資の神様が太鼓判を押すのだから心配はいらない。

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