2022.02.27
# 不倫

渡部建と原田龍二の明暗はなぜ分かれた?「不倫が許されない人」の本性

不倫が許される人・許されない人の差1
亀山 早苗 プロフィール

一方の渡部は、まずは謹慎としてすべての番組を降板した。これが「隠れた」と判断される。

半年後にようやく会見を開いたが、せっかくの機会なのにしどろもどろでさらに批判が噴出。ふたりとも妻には「許されて」いるのだが、それが功を奏した原田と、まるで効き目がなかった渡部。対照的である。

結局、「かっこつけて」腹をくくれなかった渡部と、ここが芸能人としての勝負だと腹をくくった原田の違いなのだろうか。お笑いのみならず、多彩な才能を見せていたこと、愛妻家でイクメンでもあると多くの人が思い込んでいたこともある種の「敗因」である。

そのイメージと「多目的不倫」のギャップが大きすぎたのだろう。そして彼自身も、そのギャップを埋めきれずにあえいでいるように見える。

そして、一般的にも確かにいるのだ。不倫をしても許される人と許されない人が。日頃の言動と持って生まれた性格が、いざというときに運命を左右するのかもしれない。

 

とにかく外面の良い夫だったが…

「私は一発レッドカード。離婚しました」

すっきりした表情でそう言うのは、ルミさん(39歳・仮名=以下同)だ。32歳のとき、8歳年上の職場の先輩と結婚したが、1年足らずで離婚したという。

「後輩からも慕われていたし、同僚や上司も一目置いている、頼りがいのある人でした。少なくとも私もそう思っていました。彼に口説かれたときはうれしかった。つきあってすぐ妊娠がわかって結婚。彼の本性を知る機会がないままに結婚してしまったんです」

体が心配だから仕事をやめてほしいと言われ、ルミさんは悩んだ。好きな仕事だったし職場への愛着もあったからだ。だがつわりがひどく、「そんなんじゃ戦力にならない。会社にも迷惑だよ」と夫に言われて退職した。

「今考えれば、ひどい言い方ですよね。結局、彼は職場でも家でも私と一緒だと、何かまずいことがあったんじゃないでしょうか。家でのモラハラが会社にバレるとか」

実際、一緒に暮らすようになってから、彼女はチクチクと彼の言葉が心にひっかかるようになっていた。

「妊娠中で心配だから、と必ず前置きがあるんですが、『勝手に出かけないように』『結婚したんだから実家には頼らないように』と支配してくるんです。当時は私も支配だとは思っていなかった。心配性なんだから、と笑ったこともありました。だけど彼の本質は、私の自由を奪って、自分のために尽くさせることだったんだと思います」

心配だからと言いながら、彼女が体調不良であっても「え、おかず、これしかないの? 何か作ってよ」という男だった。口では「大変ならいいけどさ」と言いながら、有無を言わさぬ圧があった。言行不一致、甚だしい。それに気づいたときには、彼女はすでに臨月に近かった。

「悩んで実家の母に相談したんです。そうしたら母は、『あなたは今、精神的に不安定になっているのよ。あの人はいい人よ』と夫の肩をもつ。夫はとにかく外面のいい人でしたから、うちの両親は夫の大ファンだったんです」

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